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前のページにひきつづき、メンタルマネジメント支援の事例インタビュ―です。
こちらのページでは、主に高尾メソッドの印象やメソッドを使って実際に感じたことについてお伺いしました。
<インタビュー項目 後編>
・高尾メソッドを実際に利用した感想
・健康経営の目指す会社として今後の取り組み
前編をまだご覧になっていないお客様は、ぜひこちらもどうぞ。
<インタビュー項目 前編>
・会社の沿革と依頼前の状況
・依頼のきっかけとプロジェクトメンバーの反応
ー では、実際に導入された後、どんな変化や効果を感じていますか?
大島社長 なんといっても、メンタル不調者、休職者2名が復職できたっていうことですね。
今までの場当たり的なやり方では復職できなかったと思いますが、高尾メソッドのプロセス
に沿ってできたことと、途中から個別のカウンセリング(※)を行ってもらったのが
大きかったと思います。
(※)心理カウンセリングのこと。通常のカウンセリングの他に必要に応じて心理療法を行います。
それと、「高尾メソッド」の導入で休復職の判断基準が明確になったということですね。
今まで判断基準が不明確だったために、ここはどう対処しようみたいな、判断基準がない中
で判断をどうするかっていう、苦しみから解放されたという感じです。
取締役所長/製造管理部長
林英二様
林取締役 どうすべきかというところで考え悩むことが、やっぱり最初はありましたので、それが
明確になってくっていうのは、そこはすごく軽減はされましたね。
そこは間違いないです。相手(不調者)のことを
思って悩んでたことではありますけど、やり方と
か進め方のところで迷わなくなった、
こうやればいいって、次こうすればいいっていう
のが分かるっていうのは、精神的にすごく楽に
なりました。
― 「高尾メソッド」は医療的な視点ではなくて、いわゆる
業務遂行の視点で休復職を判断するという考え方です。
その点についてはどう思いますか?
大島社長 本来そうあるべきだというのを気付かされたっていう感じですね。以前は、なんとか早く
復職させてあげて、働ける状態をつくってあげるのが正しいみたいな、なんか妙にそちらに
寄り過ぎていた気がします。
でも、そもそも働ける状態が通常の状態であって、その通常の状態に戻っていなければ当然
復職させてはいけないし、復帰したばかりだから過保護にし過ぎるというのも、それは
おかしな話なんだというのに気づかされました。
林取締役 メンタル不調者が出たことをマイナスだとすると、復職でゼロに戻すための方法という、
メンタル不調者対応はそういうものだとずっと思っていた感じがありました。
でも、復職してもまた再発するということは非常に多いなんて聞くと、再発率を下げること
も大事だし、ちゃんと働けるようになってから復職させるということを考えなければいけ
ないって、本質をすごく学んだ気がします。
だから「尾メソッド」はマイナスをゼロにするだけじゃなくて、そこから先のことを
しっかり考えられたものだなと。
実は、それが本人のためにも一番大事なことなんだと気づけました。
― それ以外にも、思いもよらない効果があったということですが、何だったのでしょうか?
大島社長 取締役が休職者とご家族を交えて復職についての説明をしたんですが、その中で、
うちの会社の復職ルールが緻密であることに、ご家族の方が「ここまでしっかりやって
いるんだ」と安心感を持たれたようなんです。
その話を通して、復職に際して最大限のサポートをするからこそ、これだけ明確なものを 作ってあることは、社員だけではなくて、そのご家族にもきちんとした会社だという
安心感を与える効果があるんだと感じました。
これはすごい価値だなと思いますよ。
それこそ採用とかでも、そういう体制があることをアピールできますし、私が目指して
いる健康経営の視点からすれば、「当社に入社すれば心と体がより健康になれるしくみや
専門家の支援の体制もある」と言えるので、本当の信頼につながるものだと。
これは大きな効果だなと思いましたね。
ー ありがとうございます。そのような効果は初めて聞いたので、当社としても嬉しいです。
では最後の質問ですが、体制づくりやメソッドの導入が終わった今、今後当社に期待することは
ありますか?
大島社長 まずは復職者の完全復帰に至るまでの継続サポート。あともう1つは、メンタル不調の
発生予防ですね。予防のための研修とか休職予備軍、不調予備軍へのカウンセリングとか、
そういったところでのサポートを期待しています。
林取締役 私も同じですが、休職者が復職できて、そのあとのサポートもいただけることは
安心感があります。復職で終わりではなく、完全復帰まで会社と一緒に関わってくれると
いうのは、すごくありがたいです。
あとは、経験したからこそなんですが、不調者が出て、その人たちが復職できたから それで終わりではなく、予防的な面も含めて啓蒙や教育をしていくことがメンタル
マネジメントなんだと改めて感じました。
目の前に元気な優秀な社員がもしかしたら明日、不調者になってしまうかもしれない。
会社にとってはすごく大きな影響ですよね。そういうことが起こらないように予防的な 面も含めて支援していただければ嬉しいです。
ー 長時間にわたりありがとうございました。今後もよろしくお願いします。
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